ごちゃごちゃメモ@UO

米国公式サイトの情報はカテゴリの「[UO]パブリッシュ情報、[UO]ニュース」をクリックすると記事タイトルが一覧表示されます。クエスト情報はクエスト関連の「クエスト一覧」をクリック! TCに新Pubが導入された場合、検証結果掲載(ネタバレ注意!) 情報が見つからないときは「サイト内検索」で探してみてください。Link Free

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

[Pub85] フェルッカのブラックソン城ダンジョン

[Pub85]
フェルッカのブラックソン城ダンジョン
フェルッカのブラックソン城ダンジョンはダンジョンそのものはトランメルと同じだが、ダンジョン入口の場所や城内でのルールなどがトランメルとは違う。

城へ行く橋のところへNPCがいる。トランメルだとここには柱と看板がある。
2013y11m25d_035141450.jpg

ペットへの騎乗やペットの同行に特に制限はない。
2013y11m25d_042435497.jpg
ダンジョンの入口はトランメルだとここを左に曲がるが、フェルッカはそのまま真っ直ぐ鉄扉を開けて城内を真っ直ぐ奥のほうまで進む。

NPCは橋の前だけではなくダンジョン入口前にもいる。
2013y11m25d_035308950.jpg

魔法にも制限はかかっておらずリコール、マーク、ゲートトラベルなど普通に使える。
(ガード圏内なので圏内で使えない召喚魔法などはもちろん使えない)
2013y11m25d_042133544.jpg
入口前でルーンを焼いたのでゲートを出してみた。

フェルッカのブラックソン城内はペットに制限がかかっておらず、外からダンジョン内へ連れて入れるためか、ダンジョン内には厩舎員もつなぎ柱もないので注意。
2013y11m25d_035351778.jpg



ついでにエクソダスミニオンを20匹だけ狩って帰った。
ぜんまい部品は1匹1個出すのでこれを数えると何匹狩ったかすぐわかるのがいい。
2013y11m25d_041950059.jpg

ぜんまい部品は重いので置いて帰ったけどパワークリスタルは持ち帰った。
1匹1個、たまに2個ドロップするので20匹狩って入手した数は30個だった。
2013y11m25d_042003638.jpg

パワークリスタルはゴミ箱に捨ててクリーンナップポイント3,000ポイントにした。
2013y11m25d_042643388.jpg

なお、今回はミナックスアーティファクトは出なかった。
スポンサーサイト
[ 2013/11/25 05:55 ] [UO]パブリッシュ情報 | TB(0) | CM(2)

ブラックソン城ダンジョンでの狩り

ブラックソン城ダンジョンのモンスを狩ってミナックスアーティファクトを狙う場合、モンスを何千も倒さなくていいんじゃ?ということでモンスのフェイムを調べて記事を投稿した。

最初は、ダンジョンモンスを狩ってミナックスアーティファクトを狙うとしたら新マジックをドロップする処刑人がいいかなぁと思っていた。
しかし、処刑人は狩るのが面倒なわりにフェイムは5,000だということと、1体しか沸かず2分程度ではあるが待ち時間も発生するということで再検討することに。

個人的にトレジャー・オブ・トクノのイメージが沸くせいかルンビ程度はフェイムがあるモンスがいいなぁとか、再沸きの待ち時間がないほうがいいなぁとか、倒しやすいモンスがいいなぁとか、いろいろ考えて、エクソダスミニオンを狩ってみることにした。
2013y11m24d_164956464.jpg
理由は・・・
・フェイムが18,000とルンビと同等以上(ルンビどうこうは個人的なこだわりだけど)
・4体沸くので(私の火力だと)再沸きの待ち時間がないだろうという点
あと、
・棺おけの中にはパワークリスタルとぜんまい部品がある点
2013y11m24d_165133932.jpg
これらは50、100ポイントと多いポイントではないけどクリンナップポイントになるから。
2013y11m24d_165505620.jpg
2013y11m24d_165514651.jpg
ぜんまい部品が重量50あるのが問題だけど重量1のパワクリ優先で重くなったらぜんまい部品は捨ててもいいかなぁと思っている。

GRPSポイントはモンスを倒した際にインビジやハイドのように隠れた状態だとポイント半減だけど、牢獄の中のミニオンにコロッサスをぶつけて扉を閉めるのも「視線が通らない」とかいってポイント半減なのかなぁ。でも、「隠れた状態の場合は」という話だから問題ないのかなぁ・・・
2013y11m24d_165116495.jpg
敵が複数いるときは扉を閉めてしまえばコロッサスが攻撃していないミニオンがこっちをタゲった際にインビジしなくても安全なんだけど・・・

ちなみに、リッチも倒すのが容易なわりにフェイムが8,000あるし複数沸くからいい気がしたけど、複数とはいえ数体しか沸かないから簡単に倒せすぎて待ち時間が発生するかな?

人気の?ゴールデンエレメンタルはゴールドインゴットを入手できる点は素敵だけど、フェイムに関しては3,500しかなくリッチの半分以下、エクソダスミニオンの1/5以下なのが悩むところだ。
(数値的にはリッチの2倍以上、ミニオンの5倍以上倒さないといけないということだから)

黒閣下が一番フェイムは高いけど1体しか沸かないようなので、再沸き時間を考えた場合どうかなぁと思っているけど、1回は試してみるかな(たぶん、再沸きの待ち時間は処刑人と同じ2分かなぁ)。



実際に黒閣下を狩ってみたら即沸きといってもいい早さで次が沸いた。
即沸きなら戦士の場合は黒閣下でもいいかも!?と思った。
私は神秘メイジでやってみたけど、黒閣下の沸く黒いサークルの部屋の手前に結構な数の赤メイジがいるのでちょっと大変だった・・・

ちなみに赤メイジのフェイムは2,500だけどいっしょにいる黒メイジ(Black Archmage)のフェイムは10,500あるようだ。
2013y11m24d_235538028.jpg

[ 2013/11/24 17:43 ] [UO]日常 | TB(0) | CM(0)

[Pub85] ブラックソン城ダンジョンのモンスのフェイム

[Pub85]
ブラックソン城ダンジョンのモンスのフェイム
ブラックソン城ダンジョンの侵攻エリアではない部分のモンスもトレジャー・オブ・トクノで最初に使われたGRPS(ギャランティードリワードポイントシステム)の対象になっていて倒すとポイントが貯まっていく。

UO開発チームのKyronixは次のようなコメントしている。
「侵攻エリアはグループプレイを意図して作ってあります。グループプレイがあなたのプレイスタイルではなくソロプレイを好む場合は、ダンジョンの他のエリアに様々な低レベルのモンスを用意してあります。」

ブラックソン城ダンジョンモンスのフェイムを調べてみた。
ちなみにルーンビートルのフェイムは15,000で、例えばゴールデンエレメンタルの場合は3,500なので、トレジャー・オブ・トクノの経験のある人はゴールデンエレメンタルだとルンビの時の4倍くらいの数を倒すとアーティファクトが出るという感覚でいいのかも!?

blackthorn dungeon3
(画像をクリックすると別ウインドで拡大表示)

エリア別フェイム
(フェルッカの場合はフェイムは1.3倍になる)
エリア1
ジャイアントスパイダー 600
エリア2
リッチ 8.000
エリア3
ゴールデンエレメンタル 3,500
エリア4
ヘルハウンド 3,400
スケルトン 450
エリア5
処刑人 5,000
ブリガンド ?
エリア6
土エレ 3,500
エリア7
黒閣下 24,000
黒メイジ(Black Archmage) 10,500 (11/25追記)
赤メイジ 2,500
エリア8
氷スライム 450
エリア9
緑ゾンビ 12,500
ブリガンド ?
エリア10
グレータードラゴン 22,000
ドラゴン 15,000
ドレイク 5,500
エリア11
ジャイアントラット 300
バンパイアバット 1,000
エリア12
ゴーレム 3,500
コントローラー 4,000
エリア13
エクソダスミニオン 18,000


フェイムの高い順
(括弧内の数字はフェルッカの場合でフェルッカではフェイムは1.3倍になる)
黒閣下 24,000 (31,200)
グレータードラゴン 22,000 (28,600)
エクソダスミニオン 18,000 (23,400)
ドラゴン 15,000 (19,500)
緑ゾンビ 12,500 (16,250)
黒メイジ(Black Archmage) 10,500 (13,650)(11/25追記)
リッチ 8,000 (10,400)
ドレイク 5,500 (7,150)
処刑人 5,000 (7,150)
コントローラー 4,000 (5,200)
ゴーレム 3,500 (4,550)
ゴールデンエレメンタル 3,500 (4,550)
土エレ 3,500 (4,550)
ヘルハウンド 3,400 (4,420)
赤メイジ 2,500 (3,250)
バンパイアバット 1,000 (1,300)
ジャイアントスパイダー 600 (780)
スケルトン 450 (585)
氷スライム 450 (585)
ジャイアントラット 300 (390)
ブリガンド ?


GRPSの注意点
GRPSのことを知らない人のためにモンスを倒す際の注意点を2つほど。

1. 攻撃対象を倒した時に隠れた状態であった場合はポイント入手量は半分になる。
考えられる状態は、テイマーがペットに攻撃させてインビジなどしていた場合やメイジがコロッサスやEVなどをぶつけてインビジしていた時などかな。

2. 攻撃対象を倒した時に16マス以上離れているとポイント入手量は0になる。
(倒した敵にルート権を取れていてもそれは関係なく距離の問題であることに注意)
ソロで戦う場合はこの状態になることはないと思うけど、複数で戦っていて「このモンスのルート権は十分取れるだろうし他のモンスを倒しにいこう!あとは今戦っている人に任せた!」なんて感じでやると該当するケースがでるかも?
[ 2013/11/24 16:30 ] [UO]パブリッシュ情報 | TB(0) | CM(7)

[Pub85] UO開発チームとのQ&A

[Pub85]
Pub85の修正の中に「キャプテンが隠れているプレイヤーの姿を暴く場合の問題を修正」というのがありましたが、どういう問題なのかわからなかったのでUOSSを調べてみました。
結果としてそれに関連するUO開発チームのコメントは見つけられませんでしたが、Kyronixの新たなコメントをいくつか見つけたので掲載します。


UO開発チームとのQ&A
UOSSにおけるプレイヤーの質問とUO開発チームKyronixのコメントです。

私たちは様々なフィードバックを見ており必要があれば調整します。これが意味することは、実装したコンテンツのより高いゴールのためになるフィードバックに基づいた変更は行うということです。
ブラックソン城ダンジョン内の侵攻エリアでのプレイには様々な要素があります。
侵攻エリアはグループプレイを意図して作ってあります。
グループプレイがあなたのプレイスタイルではなくソロプレイを好む場合は、ダンジョンの他のエリアに様々な低レベルのモンスを用意してあります。
これらのモンスを倒すと侵攻モンスを倒した場合と同じように「ポイント」が貯まっていき、最終的には報酬としてミナックスアーティファクトを獲得できます。
これらのモンスにはトレジャー・オブ・トクノと同じシステムが適用されています。
テストシャードで多くのプレイヤーにコンテンツを公開すると非常に価値のあるフィードバックが返ってくる点も注目する価値があると考えています。
これまでフィードバックしてくださったみなさんに感謝します!アップデートに関して公式サイトから目を離さないでください。
UO開発チーム Kyronix, Yesterday at 3:38 PM

私たちのフィードバックを読んでくれてありがとう!!
ただの好奇心ですが、侵攻エリアを終わらせるにはどれくらいの規模のグループが必要であると想定しましたか?
昨晩、15人のプレイヤーがいて、ヒドラなどの沸きでした。私は1匹のヒドラを素晴らしい戦いぶりで倒すのを見ました。しかし、キャプテンはエナジーフィールドを通り抜けることができ、ヒットポイントが満タンの「10匹のヒドラ」が同時に画面内の全員にブレスを吐いてきて全員死にました。私は勝つことがほとんど不可能な挑戦をすることは非常に楽しいとは思います。しかし、1時間のプレイで「ヒーラー小屋へ走る、自分の死体へ戻る、二人のバードのうちの一人によって動きを遅くされる、ヒットポイント満タンの10匹のヒドラのブレスを食らって死ぬ、ヒーラー小屋へ走る」を20回繰り返しました。
私たちには手のうちようがなく、私は50人いたとしてもクリアできるとは思えませんでした。
私は交換のためにミナックスアーティファクトがあと7つ必要なので今日また挑戦するつもりです。沸きのタイプとキャプテンの組み合わせによってはあの狭いエリアの全く同じ場所にモンスが沸きます。私はこれは全く馬鹿げたことだと思います。少なくともエリアのランダムな場所に分散して沸くようにはできませんか?
プレイヤー, Yesterday at 3:57 PM

私個人的には5つのグループでほとんど苦労せずに1つのエリアをクリアするのをいくつか見ました。沸きの組み合わせの違いは様々な難易度を提供することになり、同じ戦い方はすぐに陳腐化するということを意図しています。
私が以前投稿したように、私たちは適切だと判断した場合は微調整を行います。フィードバックありがとうございます!
UO開発チーム Kyronix, Yesterday at 4:13 PM


(以下、原文)

[ 2013/11/23 13:12 ] [UO]パブリッシュ情報 | TB(0) | CM(2)

[Pub85] Publish85の調整

Publish85の調整
各シャードの定期メンテナンスで、修正パブリッシュを導入いたします。

このパブリッシュでは、以下の調整が行われます。
バードAIの改善
ブラックソン城のAgents of the Crownにヒーラー能力を追加
キャプテンが隠れているプレイヤーの姿を暴く場合の問題を修正
ブラックソン城の攻撃できないエリアにモンスターが発生してしまう問題の修正
キャプテンの発生に関する調整


なお、全てのシャードにこのパブリッシュが導入されるまでの間、各シャードのパブリッシュバージョンの違いにより、一時的にキャラクター転送が制限されることがあります。キャラクター転送を予定されている方にはご不便をお掛けいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


(以下、原文)
[ 2013/11/23 11:09 ] [UO]パブリッシュ情報 | TB(0) | CM(5)

ブラックソン城ダンジョン 沸き箱があった!・・・けど

ブラックソン城ダンジョンに沸き箱があった!・・・けど

ブラックソン城ダンジョン内を何かないかなぁーとオブハンを出しながら走っていたら迷路部分で壁に隠れたメタルチェストを発見。
2013y11m22d_033225577.jpg

魔法スキルは120だけどアンロックの魔法では開かなかった。
2013y11m22d_033234546.jpg

家に戻りソウルストーンに保管していた開錠スキル100を入れて戻ってきたら箱は消えていた。
2013y11m22d_034701858.jpg

迷路を探したら少し下のほうにメタルチェストを発見。
2013y11m22d_034810530.jpg

今度も魔法では開かなかったけど開錠スキルがあるのでロックピックで開けた。
(開錠GMでも数回失敗したけど・・・)
テレキネスで罠を解除して中身を取り出そうと近づいたら消えた・・・
2013y11m22d_034900577.jpg

1個目の箱が消えたのは沸き箱がちょうど沸き直すタイミングだったんだろうなぁと思ったけど、2個目の箱は沸きなおしにしては次のような感じだったので時間が早すぎる気がした。

1個目の箱を発見。
5分後、開錠スキルを入れて戻ってくるが箱は消えていた。
2分後、新たな箱を発見したので鍵を開けて罠解除後、箱消滅。

1個目の場所から家に向かった瞬間、沸きなおしをしたとして2個目の箱は最長7分、最短だと2分ほどで消えたことになるけど、沸き箱の沸き直し間隔ってこんなに短かったかな?

場所が迷路だし特別な箱で何かいいものが入っているかも?!と期待して次の沸き場所を探したら壁の間に沸いていて手出しできなかった・・・
2013y11m22d_035030640.jpg

しかし、なんか気になったので他の場所で30分ほど時間をつぶして箱の沸き直しを待って改めて箱発見。
2013y11m22d_041725640.jpg

「また消えるんじゃ?!」とドキドキしながら開錠も5回以上失敗してロックピックも壊れて、それが逆に「いいものが入ってるんじゃ!?」という期待を高めて・・・

今回は無事に中身を取り出せたけど・・・


2013y11m22d_041807577.jpg
2013y11m22d_041810296.jpg

思いっきり普通の沸き箱だった・・・



箱は迷路部分に1個しか沸かないように思えた。
壁の中に沸いた箱がそうだったけど、箱はウッドチェストで沸く場合もある。
箱の鍵のレベルも種類があるのか、実は稀にいい物が入っているのかは不明。
(中身にがっかりして1個だけ開けて開錠スキルを抜いたから・・・)
[ 2013/11/23 00:38 ] [UO]日常 | TB(0) | CM(0)

やむを得ぬ連携

やむを得ぬ連携
投稿日:2013年11月23日

「そんなことが上手くいくと本気で思っているのかね?」と、アノン(Anon)はブラックソン王(King Blackthorn)の提案を鼻で笑った。

「そうか、あなたの能力では無理だと言うのなら、あなたの評判も『二番目に強い魔法使い』のままだろうな」

テーブルをぴしゃりと平手で叩いたアノンを座ったままデュプレ(Dupre)が睨みつけた。「どうもオレには判らんな……単にその発生源とやらをぶっつぶせばいいんじゃないのか?」

「それではどうしても多くの犠牲が出てしまうのだ。アノンと私が下した結論はこうだ。盗み出した不死の宝珠のかけらを使い、ミナックス(Minax)はエセリアル虚空間に別の世界へ通じる裂け目、すなわち盗賊やならず者に征服されたソーサリアとの通路を開いたのだ。この結合部を破壊してしまうと、片方もしくは双方の世界をも破壊しかねない。そこで代わりの計画をアノンが考えだしたのだ。これはかつてニスタル(Nystul)が行ったものと幾分似通っているのだが…」

「全然違うわッ!世界全体の法則やわしらの力の源を狂わしたりはせんッ!」

王が片手をあげたので、アノンはしぶしぶおとなしくなった。「よろしい。とにかく、その呪文を唱えようにも、おそらく邪魔が入るだろう……やっかいなことにミナックスとその…シャンティ(Shanty)とやらが待ち構えているだろうからな。その呪文を使えるのはアノンだけであり、私は彼のサポートを務めねばならない」

「だがシャンティの魔法の剣は強力だ……もはや現存しないと思っていた古の武器の一つだぞ、あれは。オレはあれに太刀打ちできる物を持ってない」

王が呼び鈴のヒモを引くと、布にくるまれた物を持ったヘクルス(Heckles)が入室してきた。「サー・デュプレ。探すのに少し手間取ったが、私のコレクションにあったこの品なら、あの男に対抗する上で役に立つかもしれない」

歩み寄りながらヘクルスは布を外し、中から剣を取り出してデュプレ卿に手渡した。デュプレが剣を鞘から引き抜くと、キラキラとかすかな光を放つ黒いロングソードが現れた。根本から先端まで魔法のルーン文字が刻まれている。バランスは申し分なく、重さも完璧だった。軽く素振りをしてみると、シャンティのシャークバイトと同じように魔法の光の粒が剣の軌跡を描いた。巧みな手つきでスッと剣を鞘に納め、デュプレは王に向かって小さく頷いた。

「では行動に移るとしよう。王国のために……そして、ミナックスを倒すために」

ある種の秘薬らしき物をブラックソン王の保管庫から20個ほど持ち出したアノンは準備を終えていた。デュプレは重い盾に持ち替え、彼を救ったあの従者に命じて自分のではなくブラックソンの紋章をその盾に描かせた。壊れてしまった肩甲も交換したので、使い込まれた他の部分に比べて肩だけがキラキラと輝いていた。アノンはいつものようにラマ毛織りの衣類に身を包んでいたが、王から与えられた帽子もかぶっており、その帽子にもブラックソンの紋章が飾られていた。王がゲートを開き、一行は青く輝く入口の中へ一人ずつ足を踏み入れていった。

眼前の光景は混乱に満ちていた。ガード、冒険者、探検家、義勇兵たちが群れをなして通りを駆け抜け、襲撃者やその手下のモンスターを相手に戦いを繰り広げていた。島々の至る所で戦闘が勃発し、ベスパーの通りは血の染みで汚され、橋という橋は激しい戦闘の衝撃になんとか耐えていた。アノンはすぐさま詠唱をはじめ、閃光と共に場所から場所へとテレポートしていった。

その後ろ姿にデュプレが叫んだ。「アノン、あのバカ野郎!単独行動しやがって!急ごう!」デュプレは背後をちらりと見て王がついてきていることを確認し、二人は壊れかけた木の橋を駆け抜けて魔法使いを追った。一匹のサテュロス(Satyr)が出現したが、デュプレは黒い刃を引き抜いて斜めに切りつけ、やすやすと二つに叩き斬った。続いて向かってきたドライアド(Dryad)とクーシー(Cu sidhe)も瞬く間に討ち取られ、灯台を目指して駆け抜ける彼らの航跡を描くかのように、バラバラになったモンスターの体が道に残されていた。

アノンは既に付近の生物のほとんどを始末しており、準備にとりかかっていた。デュプレはヘルメットの下で毒づいた……このスタンドプレイヤーめ……。王がアノンに近寄って二人が話始めたので、デュプレは彼らに叫んだ。「オレはこの辺りを片付けてくる。それと、手伝ってくれる義勇兵がいたら橋の封鎖を頼んでくるよ」

アノンはあっちへ行けというように手を振って答えた。「好きにしろ!わしの邪魔だけはするなよ、うすのろが!」

立ち去るデュプレに軽く頷いてから、王はアノンの方に向き直った。「それで、必ず消せるのだな?これらの裂け目を」

「もちろんだ。もしこれがダメでも、その時は別の手がある」

「おや、かわいいこと!きっと新しい宮廷道化師ね!王様はヘクルスのバカっぷりじゃ物足りなくてアノンに代えたってわけ?」と、あざけるような声が屋根の上から聞こえたと同時に、空間に裂け目が出現しておびただしい数のライトニングボルトが放たれ、アノンが慎重に配置していた秘薬の一部を破壊した。「あら、ごめんなさい……それって大切な物だったかしら、魔法使いのボウヤ?ニスタル(Nystul)ならそんな物は要らなかったと思うけど……」

「うるさいッ!わしは、あんな奴よりずっと、ずーっと偉大なのだッ!奴はわしを、わしを妬んでいたんだッ!」怒りに燃えて喚き返し、アノンは詠唱を始めた。

「いけない、評議員。乗せられるな……」王はすぐさまアノンを引き留めようとしたが、魔法使いは聞く耳を持たなかった。

「あの女、絶対に殺してやるぞッ!」そう言うなりアノンの姿は消え、直後にミナックスのすぐ隣に現れた。彼の体の周囲で怒れる魔法の炎の柱が吹き上がり、屋根全体を焼き尽くした。……が、一足早くミナックスは飛び降りており、ムチを閃かせてアノンの足首をからめとると下から彼の足を強く引いた。怒号をあげたアノンはエクスプロージョンを唱えて彼女に打ち出したが、ミナックスはウォールオブストーンを唱えて巨大な石壁を出現させて防いだ。

ブラックソン王は取り組んでいた作業の方に向き直り、台無しにされた秘薬の方を見やった……予定していた計画はもはや達成不能だ、特にアノンがあの状態になってしまった状況では。一瞬だけ二人に目をやり、再び作業に戻ったブラックソンは自分自身で詠唱を始めた。アノンと魔女はまだ戦っていたが、どちらも圧倒的優位には立てずにいた……戦いながらミナックスが後退し、ある地点に誘導するまでは。アノンの位置からは見えない存在に気付いたブラックソンは大声で危険を知らせたが、その叫び声は憤怒に燃える魔術師に無視された。

悪意に満ちた笑いを浮かべ、身をひそめていた場所から立ち上がったシャンティはカットラスを振り上げた。驚愕の悲鳴をあげたアノンはパニックに陥りながらもテレポートを唱えて見事に逃げおおせた……ように見えたが、数歩分後ろの地点に再出現したアノンのローブには血の染みが広がり始めた。湿った咳をしながら回復呪文を唱えようとするアノンに向かってシャンティはゆっくり歩みよる……。その時、シャンティが現れた路地から走り出てきたデュプレがこの海賊に飛び掛かり、地面に押し倒した。

ミナックスは苛立ちで呼吸を荒げ、騎士の方向に向かって魔法を放ったが、単に二人の間に石壁を出現させてシャンティを守っただけだった。シャンティは起き上がると、笑いながら振り向いた。「また鎧を切り落としてほしいのかよ、あぁん?その願い、このシャンティ様がかなえてやろうじゃねぇか!」デュプレのロングソードがシャークバイトとぶつかり合い、魔力の刃で覇権を握ろうと二人は激しく打ち合い始めた。

戦いが熾烈に続くなか、ブラックソンは全力で呪文の詠唱に集中していた。アノンを呼び戻すこともなく、デュプレの助けをかりることもできなかった。体の中をマナが流れるのを感じ、アノンが生み出した呪文を唱えようとした……が、発動には至らなかった。無理なのだ、あの秘薬なしでは。危険を知らせる声が聞こえた。橋を突破した襲撃者がミナックスに加勢しようとしているのだ……もはや悩んでいる余裕はない。

エクソダスに対抗するときにも用いた専門的知識を活用し、さらにポケットに入れて持参していたクリスタルに触れることによって、彼は体内でマナを力強く湧きたたせた。まるで百万回も唱えてきた言葉であるかのように、力の言葉がすらすらと口から流れ出てくる。彼のそばに一つの光の球が現れて広がり始め、ゆっくりと彼を包み込み……そして王は、消えた。

広がる光が触れても建物は残っていた……だがアノンとデュプレに光が触れたとき、彼らも同様に姿を消した。襲撃者やその手下どもも同様であった。しばらくののち、その場に残されたのは空っぽのベスパーと探検家、冒険者、シャンティと魔女だけだった。多勢に無勢の状況に、二人が選んだ道は魔法による退却だった。



「なんということをしてくれたのだ!」それの広がりを感じるなりアノンはそう叫び、その声は洞窟状のエリア内で反響した。

「私は自分にできることをしたのだ……あなたが自分の役割を放棄してしまったから」と王は静かに言い、このまま口論にならないことを願いつつ、苛立つ魔法使いを見やった。

「これでは話が違うぞ、ブラックソン!」

「アノン、あなたに約束した対価を払う意志は変わっていない……だが、これしか残された道はなかったのだ」

「そんなことはない!奴らを二人とも倒せたはず……」突然言葉を切ったアノンは、胸を押さえて膝をついた。傷のために彼は胸を貫くような痛みに襲われていた。アノンはそれでも異議を唱えることをやめなかったが、王は手を差し伸べて彼を立ち上がらせた。

アノンの傷をさっと見て致命傷ではないと判断し、デュプレは戦いの終わりを告げるかの如く黒いロングソードを鞘に納めた。魔法使いたちが歩き去っていく間、デュプレはこの広大な空間を覗いていた……あの二人の議論は重要ではない、少なくとも彼にとっては。前方には彼がよく知る街々の小さな一角があるように見えた。デュプレは踵を返し、二人の魔法使いを追ってブラックソンのダンジョンから出ると、保管室を後にした。


(以下、原文)

[Pub85] ブラックソン城ダンジョンのモンスのドロップ

[Pub85]
ブラックソン城ダンジョンのモンスのドロップ
(ブラックソン城ダンジョンの全体図はこの記事を参照)

ブラックソン城ダンジョンに行ったらグレータードラゴンとドレイクが壁の間にはまっていた(苦笑)。
2013y11m21d_152331834.jpg


ブラックソン城ダンジョンには侵攻エリアがあり街への侵攻の時と同じようにミナックスアーティファクトを入手できるチャンスがある。

ミナックスアーティファクトを入手できるチャンスは次の3通り。
1. キャプテンを倒す
ルート権のある人の中の誰かがランダムで入手できる。

2. 信号灯を破壊する
ルート権のある全員が入手できる。

3. キャプテンや手下を倒した際のGRPS抽選で当てる
侵攻モンスに対してはトレジャー・オブ・トクノのGRPSが適用されている。
キャプテンや手下を倒した時にミナックスアーティファクト入手の抽選が行われる。
抽選の当選確率は最初は0%だが、キャプテンや手下を倒すとGRPSポイントが累積されていき、GRPSポイントに比例して当選確率が100%近くまで上昇する。
抽選で当たると当選確率はまた0%からのスタートになる。

今回実装されたブラックソン城ダンジョンには侵攻エリア以外にダンジョンエリアもあって、そこに既存のモンスがいるが、それらのモンスもGRPSの対象になっているようだ。
つまり、倒し続けることによりGRPSポイントが累積されていき、ミナックスアーティファクトを入手できる可能性があるようだ。

以前掲載したGRPS抽選に関するUO開発チームKyronixのコメントは次のとおり。

「例えばドラゴンを3匹倒し、それぞれが10,000フェイムだったとします。この場合、30,000ポイントを獲得します。30,000ポイントの場合の抽選での当選確率は1/1424(0.07%)です」

「例えば」という話なので実際にこれくらいの当選確率なのかはわからないが、かなり倒さないと当たりを引けない気はする。ただし、あくまで確率の話なので100%近くまでポイントを貯めなくても当選確率30%とか低い段階で当たりを引ける可能性はあるだろう。


以前、記事に書いたけど上のKyronixのコメントのドラゴンを倒したポイントは例えばの話として、30,000ポイントの場合の抽選での当選確率は1/1424(0.07%)という数値が実際の数値だとすると、逆算すると(実際は100%までは上がらないが)当選確率100%になるポイントは42,857,142になる。

例えば、フロスト沸きのIce Fiendはフェイム18,000なのでIce Fiendだけで計算すると当選確率100%にするには約2,381匹倒す必要がある(もっと低い確率の段階で当選する可能性があるので実際は2,381匹以上倒すはめにはならないとは思うけど)。

ブラックソン城ダンジョン内のモンスはそんなにフェイムがないものがほとんどなのでダンジョンエリアのモンス討伐だけでミナックスアーティファクトを狙うには膨大な数を倒さないといけないと思う。
ミナックスアーティファクトの入手は侵攻エリアでキャプテンを倒したり、信号灯を破壊したほうが手っ取り早いのは明らかなので、以下の記事はモンスを倒してミナックスアーティファクトを狙うというより、モンス狩りをしてついでに少しずつだけどGRPSポイントも貯めるとしたらどのモンスがいい?という風に考えてもらえばいいと思う。



ということで、話が長くなったけど「侵攻モンスではなくダンジョンエリアのモンスをひたすら倒してミナックスアーティファクトも狙うとしたらどのモンスを倒すのが楽しいか!?」ということで、ダンジョンエリアのモンスを一通り倒してみた。

ダンジョンエリアのモンスは基本的に下の緑ゾンビのドロップ画像のように、そのモンス本来のドロップしか持っていない。
2013y11m21d_152658428.jpg

処刑人はロングダンジョンの処刑人同様に新マジックを5個程度持っている。
2013y11m21d_153505428.jpg

健康食品なんかのCMみたいに「あくまで個人の感想です」という話になるけど、ダンジョンエリアのモンスを倒してついでにGRPSポイントも稼ぐつもりなら処刑人を倒したら新マジックも入手できるのでいいのではないかと思った。
他のモンスはドロップアイテムが新マジックではない従来のアイテムなのでドロップに期待できずひたすら狩るだけの単純作業になって、私には絶対続けられそうにないし・・・

処刑人が沸くのはブラックソン城ダンジョン全景のエリア5の中央の小部屋である。
2013y11m21d_154115865.jpg
処刑人を狩るとした場合の問題点?は、処刑人はひとりしか沸かないので複数のプレイヤーで狩るのが難しいということかなぁ・・・
倒した後、次が沸くまでの待ち時間は2分ほどだった。
なお、処刑人のフェイムは5,000のようなので、GRPSポイント100%が42,857,142だとすると100%に到達させるには8,500以上倒さないといけないことになる。
(当選確率25%程度にするにも2,000以上討伐が必要!?)

処刑人以外でこれもまぁいいかなと思ったのは鉱石エレかな。
2013y11m21d_154847522.jpg
鉱石エレはブラックソン城ダンジョン全景のエリア3に沸くが、処刑人と違って複数沸く。

ドロップにはブラックロック結晶が1個とGolden鉱石が25個ある。
2013y11m21d_155240318.jpg

鉱石エレが沸く部屋には炉があって普通に鉱石を溶かせるようだ。
(もちろん適切な採掘スキルは必要)
うちのメイジで特効スペルブックを使わずにEX+FSの1コンボで殺せたので、採掘キャラに特効スペルブックを持たせて倒してドロップの鉱石を現地の炉で溶かしてインゴットにするのもありかも?!とか思った。
(効率にこだわるなら、本来侵攻モンスを倒しているキャラと生産キャラにGRPSポイントが分散するということになるのが気になるかもしれないけど)

いずれにしろ、ダンジョンエリアのモンスを倒したGRPSポイントでミナックスアーティファクトを狙うのは当選確率30%程度に上げるのすら数千のモンスを狩らないといけないと思うので、上に書いたように「モンスを狩ってミナックスアーティファクトを狙う!」という考えはそこそこの短期間で入手するのはかなり無理があり、狩りをしたついでにGRPSポイントも少しずつ貯めるという感じで気長に考えないとだめじゃないかと思う。
もちろん、これだと厳しすぎるので新ダンジョンのモンス討伐時のGRPSポイントの計算が違う可能性もあるけど(というか、もっとたくさんポイントが入って欲しい・・・)

[ 2013/11/21 16:59 ] [UO]パブリッシュ情報 | TB(0) | CM(3)

Publish 85が導入されました

Publish 85導入

日本時間11/20早朝、Publish 85がOriginとIzumoに導入されました。
また、11/21の定期メンテで全ての日本シャードへの導入も行われました。
(これにともない街への侵攻は終了したようです)

ベテラン褒賞の灯台に関して1つ注意があります。
灯台を証書に戻すとリンクしていた船とオーナーの情報は解除されます。
灯台を再配置した際に船をリンクしなおさないとその船は腐敗していくことになるでしょう。
灯台を再配置した際にリンクしていた船に自動的に再リンクされることはありません。

UOチーム



ブラックソン城ダンジョン内に入ってすぐの場所にTC1では厩舎員がいましたが、OriginもIzumoもつなぎ柱に変更されていました。
2013y11m20d_070018843.jpg


(以下、告知の原文)
[ 2013/11/20 05:59 ] [UO]パブリッシュ情報 | TB(0) | CM(0)

騎士と魔女

騎士と魔女
投稿日:2013年11月20日
By: EM Drosselmeyer

男が振るう刃が反逆の剣士のそれとぶつかり合う。一撃与えるたびに相手は一歩また一歩と退くことを余儀なくされ、男の前進は決して止まることはなかった。デュプレの一撃。剣士は盾で食い止めた。その顔面に強烈に叩き込まれるデュプレの盾。衝撃で相手の鼻が砕けた感触が伝わってきた。だからヘルメットは必要なのさ、若造……剣をひいて戦いをやめ、相手の足を踏みつけてから逃走を許してやったデュプレは、胸のうちでそう思った。突然、背後から強い力で突き飛ばされてデュプレは倒れ込み、埃まみれの砂岩の床に真っ赤な染みを作った。灯台めがけて投げられた爆発薬の爆音が聞こえたが、息を切らして従者が駆け寄って来た時に彼に聞こえていたのは部下の騎士たちの叫び声だった。

「デュプレ卿、来てください!大変なことに!」

即座にデュプレは若い従者の後に続いて全速力で走りだした。目指す場所はすぐに見えてきた。前方の通りには数体の遺体が横たわり、一人のみすぼらしい風体の海賊が同時にデュプレの騎士三人を相手にやりあっていた。その群を抜いた戦いぶりは本来なら注目に値するものではあったが、この戦場でデュプレの目が追っていたのはたった一人の人物だった。別の二人の騎士は負傷し、鎧の下から血を滴らせながらよろめく足取りで後ずさりし、少し息を整えようとした……いや、ことによると退却を試みていたのかもしれない。残る最後の一人は、クロークをまとった女の背後めがけて紫のビンを投じた……が、くるりと振り返った女はムチをうならせてビンをからめとると、鋭い一振りで騎士に投げ返した。ビンの直撃を受けた男はよろめいた。暗い色の髪をした女は高笑いし、傍らの従者が何か言っていたが、デュプレ卿の耳にはそれらは全て真っ白なノイズとしてしか届かなかった。デュプレはスタッドレザーアーマーとクロークをまとった女に突進していった。

「覚悟しやがれ、この魔女め!」

デュプレは剣をもたげて走りこんだ。ミナックスが放った魔法エネルギーを防ぐため、盾を突き出す。これまでにない大きな衝撃を受けながらも中に食い込み、ほとんどスピードを緩めることなく女の首めがけて剣を振るった。敏捷な魔女は飛びのくと、巧みに身を前後に踊らせてこの高名な騎士から繰り出される数々の攻撃をかわしつつ、彼の目の部分を狙って執拗にムチをふるってきた。そんな小さな標的に当てることは至難の業だとは分かっていても、反射的に目はまばたき、視線がそれてしまうので、女は十分距離を保つことに成功していた。まるで踊るような所作で女は後退したが、デュプレの猛攻は彼女に呪文の詠唱を許さなかった。デュプレの背後から叫び声がしたかと思うと、ミナックスは悪意に彩られた笑みを突然顔に浮かべ、唇をひらくと柔らかく嘲る声音で言った。「悪いけど、これでお前は終わり。デュプレ」

女がその言葉を言い始めるやいなや、デュプレは盾を構えて横に飛びのき、例の海賊からの襲撃に備えた。海賊は歯のかけた口で大きくニタニタと笑っている。この男がカットラスを左に薙ぎ払うと、細かい光の粒がうっすらとその軌跡を描いた。デュプレが本能的に盾の向きを変えた瞬間、傷だらけの盾の角部分をスッパリと叩き斬るカットラス。魔法で研ぎ澄まされた剣だ……恐ろしいほどまでに。ミナックスが彼に背を向ける様子を視界の片隅で捉え、その横柄なそぶりに注意を払いたかったのだが、激しい海賊の攻撃がそれを許さなかった。

デュプレ卿は次の一撃を受け流し、さらに続く一撃をブロックした。しかしその度に盾の一部は切り裂かれ、剣に鋭い傷が刻み込まれた。男はバーサーカーの如く猛攻撃し、デュプレを防戦一方に追いやろうとしていたが、とうとう足を踏みそこなった。一気に間合いを詰めるデュプレ。ブロードソードと盾がカットラスと激しくぶつかり合い、二人は互いを力で圧倒しようと激しい鍔迫り合いを演じた。

「へっ!あの名高きデュプレ卿ってのがオメーか。このシャンティ様が相手になってやらぁ。オメーの部下ども、結構いいウデしてたぜ……このシャンティ様のシャークバイトには勝てなかったがな。オメーも同じ道を歩むんだな!」

ラム酒と腐臭の臭いが混じる息を吐きちらして海賊は騎士の眼前で高笑いし、デュプレは一層力をこめて相手を押し戻し始めた。男の力は下がってきており、勝機を見いだせそうだった……武器を叩き落とせば革の軽装備を着けているヤツに勝ち目はない。だが、渾身の一撃を与えようとした瞬間、ピシリという音が空気を切り裂き、彼のプレートネックに巻きついたミナックスのムチに強い力で引っ張られた。ぐいぐいとムチを引き始めるミナックス。

「シャンティ、こんな男、朝飯前と言っていたのはお前よ……」 彼女の声はいらだちに満ちていたが、僅かに楽しんでいるような響きも含まれていた。

魔女の助太刀を得たシャンティは自分のとれる選択肢を考え、ヘルメットの下でぎりぎりと歯ぎしりをした……ろくな選択肢がなかったが、もし彼女が飽きてしまえば、いつであろうと彼女は魔法の力を加えてくることもあるだろう。最後に盾で突きのけ、デュプレはシャンティを乱暴に後方に押し飛ばして剣を振りかぶり、同時にシャンティは自分の剣を持ち上げて防御した……だがデュプレの一撃は、彼を狙ってはいなかった。デュプレの剣は一撃でムチを縦二つに切り裂き、盾はミナックスのもう一方の手から流れるエナジーボルトを防ぐために持ち上げられたが、凄まじいボルトに彼は一歩下がって踏みとどまった。視界の隅で動くものをとらえ、シャンティの方に向き直ろうとしたが、デュプレは既に手遅れであることを悟っていた。

彼の剣が海賊の剣とぶつかりあったとき、シャークバイトがデュプレの剣を貫き、剣の先端三分の一が折れた。きらめくカットラスはさらに突き進み、彼のアーマーをかすめてから継ぎ目部分を大きくはぎ取った……そしてデュプレの肩は……無防備になった。痛みと衝撃で片膝をついたところにシャンティが再び切りつけてきたが、デュプレは盾を上げてかろうじて防いだ。両手で盾を持ってぶつかり合っていると、シャークバイトが少しずつ盾に食い込み、デュプレの腕へ迫ってきた。そして耳に魔女の詠唱が聞こえてきた。もはやこれまでか……。

突然の爆発とともに魔女はののしり声をあげ、さらにもう一つ爆発が起こった。彼と海賊のすぐ隣に巨大なライトニングボルトが落ちてきたので、デュプレの視界は真っ白になり、そのために男の攻撃は一瞬弱まったが、それだけあれば立ち上がって片方に飛びのくのに十分だった。彼が立ち上がると、シャンティは突然駆け出し……まっすぐにミナックスの方に向かうと彼女をつかみ、ミナックスが呪文を唱えると、二人の姿はたちまち消えた。

ビンを魔女に投げつけた人物が駆け寄ってきたのでデュプレ卿が目をやると、それは最初に彼を呼びに来た従者だった……どうやら応援を呼びに戻っていたらしい。デュプレが自分の折れたブロードソードと完全にダメになった盾をちらりと見下ろすと、従者が話し始めた「お怪我なさったのですね!ヒーラーにお連れします!」

デュプレ卿はヘルメットの内側で微笑んだ。彼の部下の鎧に身を包んだ二人の騎士が、もっとずっと小さな傷を受けて撤退したのを彼は見ていたのだ。そしてこの防具もない従者は戻って来た上に、あの魔女に攻撃を仕掛けたのである。その時だった、従者が連れてきた人物を彼が見たのは。そしてヘルメットの下の笑みはたちまち消え失せた。高慢そうな雰囲気を漂わせて路上に立つ男は、ラマ毛織りのローブとクロークに身を包み、デュプレの態度がこわばったのを見てくすくすと笑っていた。

「これで名誉の貸し一つだな、ツヤツヤ君。それとも剣が半分になってた方が良かったかね?お主はこういう物の使い方は知っておると思ってたのだがな」アノンの人を馬鹿にしたような口調にデュプレは腹を立て、訂正を求めて詰め寄りたい気分になったが、そうはせずに折れた剣を握る手に力をこめ、さやに収めた。

「アノン、ここで何をしている?お前にかまっている暇はないんだ……負傷した騎士たちを助けなくては。人の不幸を見て喜びたいなら、ライキュームで取り巻き達とやってくれ。お前がマンドレークをかじろうが踊りはねようがチヤホヤして…」二人のガードを従えた男が近づいてきたのでデュプレの言葉はここで途切れ、アノンのニンマリとした笑いはさらに大きくなった。

「おやおや、これは失礼をした、ツヤツヤ君。わしがどなたに随伴しているのかをつい言い忘れておったようだ。お主も知っておろう、この国の高位なる王にして輝かしき偉大なるロード・ブラックソン、チェスの達人にして……」

「大評議員……そこまでで結構」王はやや固い声でいい、手を振ってアノンを下がらせた。「サー・デュプレ、話をしたい……あなたの手当が済んだ後で」

デュプレは首肯したが、アノンが王の傍にいるのは気に食わなかった。 「で、彼は?」

ブラックソン王は、くすくす笑う魔術師を睨むデュプレの視線を束の間追ってから言った。「私に同行してもらっている。この国のために必要なのだ。大評議員の……そしてあなたの能力と貢献が」

デュプレは一瞬この要請について検討し、それから息を吐いた。盾は見捨てることにした。前面の紋章はほぼ真っ二つになり、残骸でしかない。「それじゃケグ&アンカーで会おう。一時間以内に行く」

「万年酔っ払いめ、よかろう!カワイイお嬢ちゃんも用意してやろうか?言い寄ったり愚痴ったりできるかもしれんぞ」従者と共にヒーラーに向かうデュプレの背中に、からかうようなアノンの言葉が投げかけられた。

「だったら、こっちはお返しにハンサムなモンバットを探してやるよ」大評議員のくすくす笑いが背後から聞こえてきたが、デュプレはそれを無視し、従者と共に歩み去った。


(以下、原文)
2010.7.9 FC2移転
Welcome
Presented by Z
どうでもいい?管理人情報
北斗のムーングロウに最初のキャラが誕生。 その後、ロストランドが実装された時にデルシアに移住(トランメルができるまでデルシアが拠点となる)。 死の街やオアシスに毎日のように通ったが、PKも毎日のように襲撃してきた(おかげで逃げ足スキルは向上)。 過去何度か休止期間があり、2013年6月に復帰したものの仲間が引退または休止中でぼっち状態に・・・

ぐりぐり

管理人:ぐりぐり

カレンダー

10 | 2013/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
世界時計
画面内MAPの赤い点をクリックすると、その都市の時刻が表示されます。その国が休日の場合は時計の色が薄くなります。
サイト内検索
カテゴリ
最新記事
最新コメント

openclose

QRコード
QR


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。